nofollowとは?その特徴や活用方法、注意点などを徹底解説!

外部リンクを設置したいけど、SEOへの影響が心配…

上司から『リンクの扱い方に注意しろ』と言われたけど、具体的にどうすればいいんだろう?

ウェブサイトを運営する上で、外部のサイトへリンクを貼る機会は頻繁にあります。

しかし、そのリンクの扱い方を一つ間違えるだけで、自サイトのSEO評価に悪影響が及ぶ可能性があることをご存知でしょうか。

そのリスクを管理するために不可欠な知識が「nofollow属性」です。

nofollow属性は、検索エンジンに対して「このリンクは当サイトの推薦ではありません」と意思表示するための重要なタグです。

適切に活用することで、サイトの評価が意図せず低下するのを防ぎ、スパムなどのリスクからサイトを守ることができます。

そこで今回はnofollow属性の基本的な意味から、具体的な使用ケース、正しい記述方法、そして関連する「sponsored」や「ugc」属性との違いまで、網羅的に解説していきます。

リンクに関する不安を解消し、自信を持ってサイトを運営するための一助となれば幸いです!

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目次

nofollow属性とは

nofollow属性は、HTMLのリンクタグ(<a>タグ)に付与する属性の一つで、検索エンジンに対して特定のリンクをどのように扱うべきかを指示する役割を持ちます。

ウェブページから別のページへリンクを設置することは、通常そのリンク先を推薦・支持していると検索エンジンに解釈されます

しかし、サイト運営者が必ずしもすべてのリンク先を信頼している、あるいは推薦したいわけではありません。

nofollow属性は、そうしたリンクに対して「このリンク先のページと当サイトを関連付けないでほしい」「リンク評価を渡さないでほしい」という意思を検索エンジンに伝えるために使用されます。

これにより、サイトの評価を適切に管理し、SEOにおける潜在的なリスクを回避することが可能になります。

リンク評価を渡さない仕組み

ウェブページが持つSEO上の評価は、他のサイトからのリンクを通じて受け渡されることで高まっていきます。

これを「リンク評価」や「リンクジュース」と表現することがあります。

通常のリンク(dofollowリンク)が評価を渡すためのパイプだとすれば、nofollow属性はこのパイプを閉じる栓のようなものです。

リンクタグにrel=”nofollow”と記述することで、検索エンジンはそのリンクをたどって評価を渡すことをやめます。

これにより、自サイトが長年かけて蓄積してきた評価が、無関係または低品質なサイトへ流出するのを防ぐことができます。

これは、自サイトの評価を守り、価値を維持するために重要な仕組みです。

スパム対策やSEO操作防止

nofollow属性は、もともとブログのコメント欄や掲示板など、ユーザーが自由にリンクを投稿できる場所でのスパム行為を防ぐ目的で導入された背景があります。

過去には、悪意のあるユーザーが被リンクを得るために、無関係なリンクを大量に書き込む行為が横行しました。

これに対して、ユーザー投稿リンクに自動的にnofollow属性を付与する仕組みを導入することで、検索エンジンへの評価(リンクジュース)が渡らず、スパムリンクによる不正な順位操作を抑制できるようになりました。

なお、nofollow属性は義務ではなく任意の指定ですが、金銭の授受が発生する広告リンクアフィリエイトリンクなど、検索順位操作とみなされる可能性があるリンクには付与することがGoogleから強く推奨されています。

これにより、検索エンジンに対して「このリンクはランキング操作を目的としたものではない」というシグナルを送ることができ、サイトの健全性を示す重要な役割を果たします。

Googleによるnofollowの位置付け

nofollow属性の扱いは、時代と共に変化しています。

導入当初、nofollowは検索エンジンに対する「命令(Directive)」として機能し、Googleはこの属性が付いたリンクをクロールせず、評価の受け渡しも一切行いませんでした。

しかし2019年9月、Googleはこの方針を変更し、nofollowを「ヒント(Hint)」として扱うと発表しました。

これは、nofollowが設定されていても、Googleが独自の判断でそのリンクをクロールしたり、評価の参考にする可能性があることを意味します。

この変更により、Googleはウェブ上のリンク構造をより深く理解できるようになりました。

サイト運営者としては、nofollowが依然としてリンク評価の受け渡しを制御する有効な手段であることに変わりはありませんが、絶対的な命令ではなくなったという点を理解しておくことが重要です。

SEO上のメリット・デメリット

nofollow属性を適切に使うことは、SEOにおいて多くのメリットをもたらしますが、一方で誤った使い方をするとデメリットや機会損失につながる可能性も秘めています。

その両面を理解し、戦略的に使い分けることがサイトの健全な成長には不可欠です。

メリット

主なメリットは、自サイトの評価を守れる点にあります。

第一に、信頼性が不明なサイトや品質の低いサイトへリンクする際にnofollow属性を用いることで、それらのサイトと自サイトが関連付けられるのを防ぎ、Googleからの不必要な低評価リスクを回避できます。

第二に、外部へ向かうリンク評価の流れ(リンクジュースの流れ)を制御できる点です。

サイト内の重要なページに評価を集中させたい場合、優先度の低い外部リンク(例えば、ブログのコメント欄のURLなど)にnofollowを設定することで、サイト全体の評価が外部へ過剰に流出するのを防ぎます。こ

れは、サイト内部のSEOを強化する上で役立ちます。

デメリット

一方、デメリットや注意点も存在します。

最も注意すべきは、内部リンクに対して誤ってnofollowを使用してしまうケースです。

サイト内のページ同士をつなぐ内部リンクにnofollowを設定すると、検索エンジンがその先のページを発見しにくくなったり、ページ間で受け渡されるはずの評価が遮断されて、サイト全体のSEOに深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。

なお意図的にこれを行うことを「PageRankスカルプティング」と呼びますが、これは現在では非推奨とされています。

また、本来であれば評価を渡すべき優良なサイトへのリンクにまでnofollowを乱用すると、ウェブ全体の健全なリンク網の形成を妨げることにもなり、有益な情報交換の機会を失うという側面も持ち合わせています。

nofollowを使用すべきケース

nofollow属性をいつ使うべきか、具体的なケースを把握することは、サイトのSEO評価を適切に管理する上で非常に重要です。

基本的には「サイト運営者が編集上、責任を持って推薦・保証できないリンク」に対して使用すると覚えておくと良いでしょう。

有料リンク(広告・アフィリエイト)

広告やアフィリエイトなど、金銭的な対価を得て設置するリンクにはnofollow属性(または、より具体的なsponsored属性)を使用すべきです。

Googleは、検索順位を操作する目的で売買されたリンクをガイドライン違反としています。

有料リンクにnofollow属性を設定しないと、そのような意図があるとみなされ、ペナルティを受けるリスクがあります。

これは、純粋な広告であること、編集上の推薦(オーガニックなリンク)ではないことを検索エンジンに明確に伝えるための重要なシグナルです。

コメント欄などユーザー投稿によるリンク

ブログのコメント欄や掲示板、Q&Aサイトなど、サイト訪問者が自由にリンクを投稿できる箇所には、nofollow属性(または、より具体的なugc属性)を適用するのが一般的です。

これらのリンクはサイト運営者が管理・承認したものではなく、中にはスパムや低品質なサイトへのリンクが含まれる可能性があります。

すべてのユーザー投稿リンクにnofollowを自動で付与する設定にしておくことで、スパム業者が被リンク目的で投稿する意欲を削ぎ、自サイトがスパムの温床になることを防ぎます

ユーザー生成コンテンツ(UGC)全般

コメント欄に限らず、ユーザーが生成するコンテンツ(UGC = User-Generated Content)全般に含まれるリンクもnofollowの対象となります。

例えば、フォーラムの投稿、ユーザーレビュー、ゲストブック、利用者が自身のウェブサイトを登録できるプロフィールページなどがこれに該当します。

運営者がすべての投稿内容を常に監視し、リンク先の品質を保証することは現実的ではありません

そのため、UGC内のリンクには一括してnofollow属性(またはugc属性)を適用し、サイトの評価を守るのが安全な対策です。

埋め込みコンテンツや外部ウィジェット

外部のサービスが提供するウィジェット(X(旧Twitter)のタイムラインや、ランキングバナーなど)をサイトに埋め込む際、そのソースコード内に提供元サイトへのリンクが含まれていることがよくあります。

これらのリンクは、運営者が自らの意思で設置した編集上のリンクとは言えません。

意図せず特定のサイトに評価を渡してしまうことを避けるため、埋め込みコード内の<a>タグを確認し、nofollow属性が付与されていない場合は追加することを推奨します。

その他、信頼性が担保できないリンク

上記以外にも、リンク先のコンテンツの品質や信頼性を完全に担保できない場合には、nofollow属性の使用を検討するのが賢明です。

例えば、参考資料としてリンクはするものの、そのサイトの内容を全面的に支持・推薦するわけではない場合などです。

nofollow属性は「このリンク先について、当サイトは責任を負いません」という意思表示の役割も果たします。

リンクを設置する際に少しでも懸念がある場合は、慎重を期してnofollowを付けておくのが安全な選択と言えるでしょう。

nofollowの記述方法

nofollow属性をリンクに設定するには、主に2つの方法があります。

リンクをひとつひとつ個別に指定する方法と、ページ上のすべてのリンクに一括で指定する方法です。

特定のリンクに対して設定する方法(aタグのrel属性)

最も一般的で推奨されるのが、個別のリンクタグ(<a>タグ)に直接rel=”nofollow”と記述する方法です。

この方法は、ページ内の一部のリンクだけにnofollowを適用したい場合に用います。

例えば、記事の中で信頼できる公式サイトへのリンクはそのままにし、広告リンクや信頼性が不明なサイトへのリンクにだけnofollowを設定するといった、柔軟な使い分けが可能です。

これにより、必要なリンク評価は渡しつつ、不要なリスクを回避するという精密な制御ができます。

metaタグで全体的に指定する方法

ページ内のすべてのリンクに対して、一括でnofollowを適用したい場合は、ページの<head>セクション内にmetaタグを記述する方法があります。

具体的には、

<meta name=”robots” content=”nofollow”>

という一文を追加します。

この記述があるページでは、検索エンジンはページ内にあるすべてのリンク(内部リンク・外部リンクを問わず)をnofollowとして扱います。

ただし、この方法はサイト内の重要なページへのリンク評価も遮断してしまうため、サイト全体のSEOに悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、ログイン後の完了ページなど、検索エンジンに評価を渡す必要のない特殊なページ以外での使用は、通常推奨されません

HTMLソース上での具体例

実際のHTMLソースコードで、nofollowの記述がどのように見えるかを確認してみましょう。以下は、特定のリンクにnofollowを設定する一般的な例です。

<body>
<h1>参考サイト</h1>



<p>詳しくは<a href=”https://www.google.com/”>Google公式サイト</a>をご確認ください。</p>



<p>こちらの<a href=”https://example-site.com/” rel=”nofollow”>参考サイト</a>もご覧ください。</p>
</body>

このように、<a>タグの中にrel=”nofollow”を追記するだけで設定は完了です。

この場合、「Google公式サイト」へのリンクは通常のリンクとして評価を渡しますが、「参考サイト」へのリンクはnofollowとして扱われ、リンク評価は渡されません。

関連属性:ugcとsponsored

2019年、Googleはnofollow属性の役割を補完するため、新たに「ugc」と「sponsored」という2つの属性を導入しました。

これらは、リンクの背景にある関係性をより具体的に検索エンジンへ伝えるためのものです。

従来のnofollowが「このリンクを推薦しない」という広範な意味合いだったのに対し、新しい属性は「なぜ推薦しないのか」の理由をより明確に示します。

これらの属性を正しく理解し使い分けることで、サイト運営者はGoogleに対してより精度の高い情報を提供できるようになり、サイトの透明性を高めることにも繋がります。

ugc(User Generated Content)の意味と使い方

rel=”ugc”は、そのリンクがユーザーによって作成されたコンテンツ(User Generated Content)内にあることを示す属性です。

具体的には、ブログのコメント欄やフォーラムの投稿、Q&Aサイトの回答欄など、サイトの訪問者が自由に書き込める箇所に設置されたリンクが対象となります。

これまではこのようなユーザー投稿のリンクには一律でnofollowが使われてきましたが、ugc属性を用いることで、Googleに対して「このリンクはサイト運営者ではなく、一人のユーザーが投稿したものです」と、より正確に伝えることができます。

これにより、Googleはリンクの文脈をより深く理解し、スパム対策などに活用します。

sponsored(スポンサーリンク)の意味と使い方

rel=”sponsored”は、そのリンクが広告やアフィリエイト、タイアップ記事といった、何らかの金銭的な対価や契約に基づいて設置された「有料リンク」であることを示すための属性です。

Googleは検索順位を操作するためのリンク売買を禁止しており、有料リンクにはその事実を明示するよう求めています。

従来はnofollow属性がその役割を担っていましたが、sponsored属性の登場により、広告リンクであることをより直接的に示すことが可能になりました。

有料リンクに対してこの属性を正しく使用することは、Googleのガイドラインを遵守し、ペナルティのリスクを回避する上で非常に重要です。

nofollowとの違いと使い分け

ugcとsponsoredの登場により、nofollowの役割は「上記2つに当てはまらない、サイト運営者が推薦・支持の意図を持たないリンク全般」へと、より明確になりました。

Googleが推奨する使い分けをまとめると、以下の通りです。

ユーザー投稿のリンクにはugcを使用する。

広告やアフィリエイトなどの有料リンクにはsponsoredを使用する。

上記2つに該当せず、サイト運営者としてリンク先を積極的に推薦したくない場合にnofollowを使用する。

例えば、記事内で参考資料として外部サイトにリンクするものの、その内容の信頼性を完全には保証できない、といったケースがnofollowの現在の主な使用場面となります。

なお、Googleはこれらの新しい属性の使用を推奨していますが、従来のnofollowをugcやsponsoredの用途で使用し続けても問題はありません。

より具体的に示すことが推奨される、という位置付けです。

まとめ

今回は、外部リンクの設置に伴うSEOリスクを管理するための「nofollow属性」について、その全体像を解説しました。

重要なポイントを振り返ってみましょう。

・nofollow属性は、リンク先のページを「推薦・支持しない」という意思を検索エンジンに伝える役割を持つ。

・有料リンクやユーザー投稿のリンクなど、品質を保証できないリンクに設定することで、自サイトのSEO評価を守ることができる。

・現在はより具体的なsponsored(有料リンク用)やugc(ユーザー投稿用)属性が推奨されているが、nofollowも引き続き有効。

・内部リンクへの誤った設定はサイト評価を損なうため、絶対に行わない。

nofollowとその関連属性は、ウェブ上の情報の信頼性を示す重要なシグナルです。

これらを正しく理解し、適切に使い分けることは、Googleのガイドラインを遵守し、サイトを健全に成長させるための第一歩と言えるでしょう。

このリンクは、自信を持ってユーザーにおすすめできるか?

外部リンクを設置する際は常にこの視点を持ち、適切な属性を付与する習慣を身につけていきましょう!

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この記事を書いた人

川上サトシ。Webマーケター合同会社ぎあはーと代表。
東京学芸大学卒業後、ヴァイオリニスト兼イベンターとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。ネットオークション専門店やWeb広告会社を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当として地域密着型引っ越し会社のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して独立。専門はSEOと広告運用ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動している。

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