こんにちは!Webサイト運営をしている皆さん、Googleサーチコンソールを使っていて「クロール済み-インデックス未登録」という表示に困ったことはありませんか?
せっかく作った記事が検索結果に表示されないのは残念ですよね。そこで今回はその「クロール済み-インデックス未登録」の状態について、専門家の視点から詳しく解説し、原因と具体的な対処方法をお伝えします。
初心者の方にも分かりやすく説明しますので、ぜひご参考にしてくださいね!

この記事を書いた人

川上サトシ。Webマーケター。合同会社ぎあはーと代表。
東京学芸大学卒業後、ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。ネットオークション専門店やWeb広告会社を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当として地域密着型引っ越し会社のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して独立。専門はSEOと広告運用。ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動している。

クロール済み-インデックス未登録とはどんな状態?

「クロール済み-インデックス未登録」とは、Googleのクローラーがあなたのページを見つけて内容を確認したものの、インデックスには登録していない状態のことを指します。
簡単に言うと、クローラーがページを見に来たけれども、検索結果に表示する価値がないと判断されてしまった状態です…。
この状態になると、どれだけ良い内容だったとしても検索結果には表示されません。新しく立ち上げたばかりのサイトや、質の低い記事の場合にこの状態になることが多いです。
クロール済み-インデックス未登録の状態だと困るページ

「クロール済み-インデックス未登録」になってしまうページはざっくり分けると2種類にわけられます。
記事コンテンツと、それ以外です。
それ以外というのは、たとえばカテゴリー分けのために作られたページだったり、URL取得のために画像だけを載せているページのことです。
これらに関しては、インデックスされている必要はないので、完全に放置して大丈夫です。
しかし記事コンテンツについては、検索流入を意図して制作したものだと思いますので、「クロール済み-インデックス未登録」の状態では困ります。
クロール済み-インデックス未登録になる原因は?

この状態になる原因は4つ考えられます。
記事の品質が低い
まず、基本的には記事が低品質であることが原因となることが多いです。
情報量が少ないページや、検索意図に沿っていないコンテンツは、インデックスする前にクローラーが自己判断で排除してしまうのです。
noindexタグが設定されてしまっている
noindexタグとは、「この記事をインデックスしないで!」とクローラーに命令するタグのことです。
主に記事をリスティング広告に出稿する際に設定することが多いです。通常のSEO施策目的で制作する記事に誤ってこれがついていると、インデックスしてもらえません。
URLの誤差により重複したページがあると認識されている
また「〜.166html」「〜.166html/」のような誤差のあるURLに同じ記事が存在すると、どのページを評価すべきか迷ってしまうため、インデックスされないことがあります。
ただし、この場合はどちらか片方はインデックスされていることが多いので、あまり気にする必要はありません。
クローラーのミス
またクローラーのミスであることも多いです。特に始めたてのサイトやドメインパワーの少ないサイト、長らく放置していたサイト、内部リンクが少ないサイトなどでは、クローラーはミスをしやすいです。
クロール済み-インデックス未登録の記事を放置するとどうなる?

この状態を放置しておくと、その記事は検索エンジンからの流入が得られません。
せっかく時間やお金などのコストをかけて制作した記事でも、インデックスがされなければSEO施策のスタートラインにも立てないのです。それはもったいないですよね…。
また記事コンテンツにおいてその数があまりに多いとなると、Googleから「クローラーが自己判断で低品質記事を判断することが多いサイト」と認識され、サイト全体の評価にも悪影響を及ぼす可能性もあります。
また、ここで一度過去の記事の内容などを見直しておかないと、読者の検索意図に沿わない内容をこれからも量産し続けてしまう可能性もあります。

クロール済み-インデックス未登録の対策

noindexタグなどが設定されていない場合、対策としてまず記事の品質を見直しましょう。
ユーザーの検索意図に合った、価値のある情報を提供することが重要です。記事の内容を見直し、競合サイトと比較して不足している情報を追記するなどのリライトを行います。
また、他ページと該当ページを繋げるための内部リンクを適切に設定し、クローラーがミスをしないようにすることも効果的です。サイトの階層などを整理するのも有効です。
あまりないことですがURLの誤差による重複コンテンツと認識され、どちらもインデックスがされていない状態のときはcanonicalタグを設置してください。
なにをしても状態が変わらない記事もある

時には、どんな対策を講じても状態が変わらない記事もあります。この場合、そのページが本当にサイトに必要かどうか再検討してください。
限られた時間のなか、その記事のインデックスにこだわるよりも、新しいコンテンツの制作を始めたほうがいい場合もあります。
放置していたら実はクローラーのミスで、いつの間にかインデックスされている、なんていうこともあります。
まとめ

今回は「クロール済み-インデックス未登録」の原因と対処法について、わかりやすく余分な情報を省きながらご説明させていただきました!
これはWebサイトを運営している人が必ずいつか直面する問題といっても過言ではありません。
力を入れたのに、なぜか何をしてもインデックスされない。そんな記事はひとつやふたつ、SEOをやっていればあるものです。
そんなときは、その記事をサイトで公開することはあきらめて、SNSやセミナーなどで使うというのもひとつの手です。
コンテンツ自体の内容が良いのであれば、サイト以外からでも集客をすることはきっと出来るはずです。
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